猫の心臓病サイン5つ|気づきにくい症状と緊急受診の判断基準

猫は犬と比べて症状を隠す傾向が強く、心臓病に気づきにくいと言われています。この記事では、飼い主が日常で気づける猫の心臓病のサインを5つ解説します。

猫の心臓病:主な種類

猫に多い心臓病は「肥大型心筋症(HCM)」で、心臓の筋肉が肥厚して血液を上手く送り出せなくなる病気です。特に中年以降の猫や、メインクーン・ラグドールなどの特定の品種に多く見られます。

サイン1:突然の呼吸困難

猫の心臓病で最も緊急性が高い症状です。胸水(胸に液体が溜まる)が起きると、突然口を開けて呼吸したり、胸を大きく動かして苦しそうに呼吸します。これは救急です。

サイン2:後ろ足の麻痺・冷感

心臓内で血栓が形成され、それが後ろ足の血管を詰まらせる「動脈血栓塞栓症」が起きると、突然後ろ足が動かなくなります。後ろ足が冷たく、触っても反応しない場合はすぐに受診が必要です。

サイン3:食欲・活動量の低下

以前より遊ばなくなった、ご飯を残すようになった、という変化は心臓病の初期サインである可能性があります。

サイン4:体重が落ちてきた

心臓病の進行に伴い、猫は体重が落ちてくることがあります。特に筋肉量の減少(筋肉萎縮)が見られる場合は注意が必要です。

サイン5:咳は少ない(犬との違い)

犬の心臓病では咳が目立ちますが、猫では咳があまり出ないことが多いです。そのため症状に気づきにくく、突然重症化するケースも少なくありません。

定期健診が重要

猫の心臓病は症状が出にくいため、7歳以上になったら年1〜2回の定期健診(聴診・エコー検査)を受けることを強くお勧めします。

関連記事

コメント