犬が震える主な原因
犬が震える(ふるえる)理由はさまざまです。一時的なものから緊急性の高いものまであるため、原因を正しく見極めることが重要です。
1. 寒さ・低体温
小型犬や短毛種は特に寒さに弱く、室温が低いときに震えることがあります。室温が20℃以下になると寒さで震え始める犬もいます。毛布や服で温めましょう。
2. 恐怖・ストレス・不安
雷、花火、来客、車の中など、ストレスを感じると震えることがあります。犬が安心できる場所に連れていき、落ち着かせましょう。これは最も一般的な原因の一つです。
3. 興奮
散歩前や大好きな人に会ったときなど、興奮しすぎて震えることがあります。この場合は特に心配いりません。
4. 痛み・不快感
関節炎、腹痛、怪我などで痛みがある場合に震えることがあります。特定の姿勢を嫌がる場合は痛みのサインかもしれません。
5. てんかん発作
てんかんによる発作では全身が震え、意識を失うこともあります。発作が2〜3分以上続く場合や、繰り返す場合は緊急受診が必要です。
6. 低血糖(小型犬・子犬に多い)
チワワやトイプードルなど小型犬の子犬に多く見られます。ぐったりした様子と震えが同時に起こる場合は低血糖の可能性があります。すぐに少量のブドウ糖水を与えて病院へ。
7. 中毒・誤食
ネギ類、チョコレート、キシリトール、農薬などを誤食した際に震えが起こることがあります。嘔吐・下痢を伴う場合は緊急受診してください。
8. 神経疾患・内分泌疾患
パグやチワワなど特定の犬種に多い「本態性振戦」のほか、甲状腺機能低下症、副腎疾患なども震えの原因になります。
すぐに病院に行くべき震えのサイン
- 震えが長時間(30分以上)続く
- 意識がない・反応がない
- 嘔吐・下痢を伴う
- よだれが大量に出ている
- 立てない・歩けない
- 誤食が疑われる
- 顔が歪んでいる・口が曲がっている
自宅でできる対処法
寒さが原因の場合
室温を23〜25℃に保ち、毛布や犬用服で体を温めましょう。湯たんぽをタオルで包んで使うのも効果的です。
恐怖・不安が原因の場合
静かで安心できる場所に連れていき、穏やかな声でなだめましょう。無理に抱き上げたり騒いだりすると、かえって不安を高めることがあります。
震えやすい犬種
チワワ、トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどの小型犬は体が小さく体温を保つのが苦手なため、震えやすい傾向があります。また、グレートハウンド系の犬種も震えやすい特徴があります。
まとめ
犬の震えは、寒さや興奮など生理的なものがほとんどですが、病気や中毒のサインである場合もあります。震えと同時に元気がない、食欲がない、嘔吐・下痢などの症状がある場合はすぐに動物病院を受診しましょう。日頃から愛犬の様子を観察し、いつもと違う震えに気づける飼い主さんになることが大切です。

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